最近、SNS上では「+28」で始まる番号からの着信についての報告が増えています。
この「+28」は一体どの国のコードなのでしょうか？
そして、この番号からの通話を受けた際、どのような対話が行われるのでしょうか？
今回は、「+28」から始まる国際電話の背後にある事実と、その対応について掘り下げてみました。
国際電話からの着信が増加傾向にある
国際電話からの突然の着信が増加しており、特に2023年7月以降、詐欺に利用されるケースが顕著に増えています。
総務省・警察庁からも、国際電話に関する注意喚起がお知らせされています。
このような背景から、国際電話を利用した特殊詐欺などのリスクが高まっていることが予想され、今後も注意が必要です。
引用元：警視庁WEBサイトより
「+28」は一体どこの国からの発信か
「+28」番号の多くが「未割り当て」とされています。
国際電話番号の一覧をウィキペディアで調査したところ、ほとんどが未割り当てであることが確認できました。
ただし、282のみ西サハラとして登録されていますが、それ以外は未割り当てとされています。
「+28」番号からの電話に出た場合の対応としては、基本的には無視するのが賢明です。仮に電話に出てしまった場合は、すぐに切ることが推奨されます。
国際電話のため、高額な通話料金が発生するリスクもあるため、折り返しをしないことも重要です。
引用元：国土交通省国番号対応表
一部では、この表に記載の「+28」がベラルーシの国番号であるという噂されていましたが、これは誤情報であることが確認されました。国番号に関する検索結果ではベラルーシ共和国との記載は見られませんでした。
実際には、この番号は「チャイルドシートの装置を認可した国の番号」であるとのことで、国番号とは無関係です。
以上、+28からの国際電話に関する注意点とその背後にある事実をお伝えしました。突然の国際電話には警戒し、適切な対応を心がけることが重要です。