「浸す」と「漬け込む」、どちらも読みは「つける」と同じでありながら、意味合いには顕著な違いがあります。
目次
「浸す」について
物体を液体に完全に沈めておく行動を指し、その結果として物体が液体に覆われた状態を保つことを意味します。
一般的には、水やその他の液体中に何かを置き続けることを言います。
浸すの例文
・彼女は疲れた足をリラックスするために暖かいお湯に浸した。
・医者は傷口を清潔に保つために、患者に消毒液に手を浸すよう指示した。
「漬け込む」について
野菜や魚のような食材に特定の味を染み込ませる目的で、それらを味噌や酒粕、しょうゆなどの調味料に入れることを示します。
こちらは、食材を美味しく保存するための手法としてよく用いられます。
漬け込むの例文
・母は冬の間中美味しく食べられるように、秋に大量の白菜を塩漬けに漬け込んだ。
・彼は家族のために特別な味噌漬けの鮭を漬け込み、数日間冷蔵庫で味を染み込ませた。