【注意と留意の違い】それぞれが持つ意味

留意と注意と用心のちがい

「留意」「注意」「用心」は共に注意深くあるべきことを示していますが、それぞれの言葉が持つ場面やニュアンス、注意の強さには差があります。

目次

「留意」について

心に記憶しておくことを意味し、比較的軽い注意を示します。
主に、望ましくない状況を避けるために「用心する」よりはソフトな表現として、抽象的な内容や時間をかけて留意するべき事柄に対して用いられます。
「服装に留意する」や「健康に留意する」のように、日常の様々な面で気を配る際に使われます。

留意の例文

・会議での発言時には、他人の意見に留意してください。
・環境保護の観点から、日常生活でエネルギー使用に留意しましょう。
・プレゼンテーションの準備を進める際、聞き手の興味に留意することが大切です。
・健康を維持するため、バランスの良い食事に留意してください。

 

「注意」について

より集中して警戒することを意味し、「留意」よりも強い警告を表現します。
「細心の注意を払う」のように、具体的な事柄に対して意識を高く持ち、注意深く行動する必要がある場合に使われます。
また、「足元に注意する」や「子供の飛び出しに注意する」のように、瞬間的で具体的な危険に対して使われることが多いです。
他人に対して警告を発する際にも「注意」が用いられます。

注意について

・機械を操作する際は、安全マニュアルに注意してください。
・子供たちが遊ぶ場所では、車の通行に特に注意が必要です。
・食品の賞味期限には常に注意を払い、期限切れのものは避けましょう。
・登山時には、天候の変化に注意し、必要な装備を忘れずに持参してください。

 

「用心」について

トラブルや不測の事態を避けるために先手を打つことを意味し、具体的な危険に対する前もっての警戒を示します。
「火の用心」や「空き巣にご用心」といった表現で見られるように、特定のリスクに備える際に使われます。
「注意」よりもさらに限定的な使用状況で、具体的な瞬間的な危険ではなく、予測可能なリスクに対して用いられる言葉です。

用心について

・防犯のため、外出時には玄関の鍵を二重に掛けるよう用心しましょう。
・山火事を防ぐため、キャンプ時の火の用心が必須です。
・旅行中は、スリや置き引きにご用心ください。
・地震が多い地域では、家具の転倒防止措置を用心しておくことが大切です。

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