【以外と意外の違い】それぞれが持つ意味

「以外」と「意外」は同じ「いがい」と呼びますが意味するところが大きく異なります。

「以外」について

特定の事柄を例外とする場合に使用される言葉です。
例えば、ある特定の人や物を指定して、それ以外の全てを意味する際に「以外」を使います。
「私以外」の場合は、「私」を除くすべての人を指します。

以外の使用例

・チョコレート以外のお菓子もたくさんあります。
・彼女以外の全員が会議に出席した。
・日曜日以外は毎日ジムに行っています。

「意外」について

予期せぬ事態や、あらかじめ持っていた予想とは異なる結果に対する感想を表現する際に用いられます。
何かが予想外であること、驚きや意外性を感じる状況を描写するときに適しています。

意外の使用例

・その映画は意外にも私の心に深く響いた。
・彼がそんなに早く仕事を覚えるとは意外だった。
・意外なことに、古いアイデアがプロジェクトを救った。