【湧くと沸くの違い】それぞれの使い方

湧くと沸くのちがい

「沸く」と「湧く」は、共に「ワク」と読むが意味は異なる言葉です。

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「沸く」について

水などの液体が十分に加熱されて煮え沸き、沸騰する状態を指します。
この表現は、物理的な現象だけでなく、人が熱中したり、興奮したりする様子を表す際にも用いられます。

沸くの例文

・コーヒーを淹れる前に、まずはお湯を沸かしましょう。
・今夜はゆっくりお風呂に入ろう、もうすぐ風呂が沸くよ。
・その問題提起には議論が沸き、長時間の討論になった。
・人気アーティストの登場で、一瞬にして場内が沸いた。
・選手の見事なプレーに、観衆が沸き起こった。

 

「湧く」について

地中から液体が勢いよく出てくることや、何かが自然に生じる様子を意味します。
感情が自然とわき上がる場合にもこの言葉を使います。また、「湧く」は「涌く」とも書きます。

湧くの例文

・この地域は温泉が湧くことで有名です。
・青空に突如、雲が湧き出てきた。
・不衛生な環境では、うじが湧くことがある。
・新しい趣味について知ると、すぐに興味が湧いてきます。
・遠く離れた災害のニュースを聞いても、実感が湧かないことがあります。

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