【後れると遅れるは?】よく似た言葉のそれぞれが持つ意味

後れると遅れるのちがい

「遅れる」と「後れる」、これらの言葉は似たように聞こえますが、実は異なる意味を持つ言葉です。それぞれの違いを説明します。

目次

「遅れる」について

決められた時刻や期限に間に合わないことや、進行速度が標準よりも遅い状態を指します。
例えば、予定の時間に遅れること、バスに遅れること、到着が遅れること、プロジェクトの進捗が遅れることなどが該当します。
これに対義語としては「早まる」や「進む」があります。

遅れるの例文

・朝の会議に遅れてしまい、申し訳ありません。
・電車が遅れているので、バスにも遅れそうです。
・飛行機の到着が予定よりも遅れています。
・予定よりもプロジェクトの進行が遅れています。
・時計が3分遅れているので、急がなければなりません。
・この機器は時代遅れで、新しい技術に追いついていません。

 

「後れる」について

他のものや人の後ろに行かれて自身が遅れること、取り残されることを意味します。
例えば、競争でライバルに後れを取ること、最新のトレンドに後れを取ること、夫に先立たれること(亡くなること)などが該当します。
この文脈では「遅れる」を使うこともあります。

後れるの例文

・彼は競争でライバルに後れを取り、2位に終わりました。
・私は最新のファッショントレンドについていけず、常に後れをとっています。
・彼は病気で亡くなり、妻に後れを取ることになりました。
・彼は言語学の研究に没頭し、他の研究者に比べて後れを取ることはありませんでした。

 

 

「遅れる」と「後れる」、どちらも時間や位置に関する異なる意味を持ち、使い分けが重要です。

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